ガイド失格…でも楽しかった(^^)
記事が大分、前後してしまいますが、記憶が鮮明な内に書いておこうと思います。
11月3日(火)
前々から計画していた、ある方を迎えての青物釣行。
最近、休みの日に青物をメインにしてたのは、全てこの日のための準備。
こちらのログは近々また別途、記事にしたいと思います。
中途半端な情報で客人を招くわけには行かない。
そのある客人とは?
隣県、秋田エキスパートアングラー戸澤さん。
BlueBlueテスター2015
スゴい人なんです。
本当は自分なんかがガイドしてはいけないレベルの人なんです。
とても参考になりますので、時間がある時にブログも見ておく事をオススメします。
秋田ルアー釣行日記
スネコンやブローウィンなどの使い方も詳しく書いてたりします。
今年から本格的に青物も狙う、という事で、お誘いしたところ、二つ返事で快諾。
しかも釣れなくても良いとの事。
なんて寛大な方なんだ~(笑)
そんなはずは無い、と思いつつも、これを聞いてかなり気持ちが楽になった。
各方面を回って、色々経験したいのだと言う。
自分には無い、積極性、向上心。
大体、釣りが上手いと言われている人達は、この向上心がハンパない。
見習わなければ…
現地5:00集合。
自分の思い違いで間違った集合場所を伝えてしまう…
いきなりのタイムロス(笑)
その後、軽く挨拶をかわし、現地にて準備しながらの会話。
相棒もいたので、さほど心配してなかったのだが、超がつく人見知りな自分としては、正直これが一番心配だった(笑)
かなり緊張しましたが、ホント気さくな方で緊張も一気に吹き飛びました。
めちゃくちゃ話しやすい(笑)
話ながらポイントへ向かう。
初対面ではあるが、同じ釣り馬鹿(失礼)、当然会話もはずみ、一瞬で到着してしまう(笑)
聞きたい事が山ほどあったが、メインは釣りなので、こればかりはしょうがない。
軽く最近の状況を説明し、後は好きにやってもらう。
たぶん俺が指定した釣り方より、本人の思う攻め方の方が釣れる気がしたからだ。
低い波に薄いサラシ、状況はあまり良くない。
第1ポイントではヒットにまでいたらなかったが、それでも魚の反応を数回得るあたりは、流石といったところ。
自分も軽く振りましたが、無反応(笑)
普段だったらここで1~2本はほぼ出る。
やはり厳しい状況…
メインで撃つポイントは3箇所と決めていた。
その間を軽く撃ち、第2ポイントへ。
…が先行者あり。
そのまま第3ポイントへ。
到着して、海況を確認すると、今日一番の流れ。
一見釣れそうな雰囲気ではある。
二手に別れ釣り開始。
そろそろ1本出したい、という心境。
珍しく集中力(5分しかもたない)をマックスまで高める(笑)
…と少し離れた相棒からLINEの通知。
んっ?捕ったのか?
…しかし…リールブロー?こんな時に?
電話すると、ギアが噛んで、どうにもこうにもハンドルが回らなくなったらしい( -_-)リタイア(笑)
それはさておき、攻め続ける。
トップからミノー、そしてジグ、ここで待望の…ヒット…と思いきや根から引き出せずラインブレイク。
2回目の着底後、2回しゃくったところでガツンっ!!
十分重みを感じてアワセを入れる。
しかし数回転後、フリーズ…海中にある大きな磯と磯の間の根でのヒット、難しいところでのヒットではあったが捕りたかった…
その後、何気なく戸澤さんの方を見ると、ちょうど魚を抜き上げていた。
あれっ…あの平べったさは…まさか…すぐに駆け寄り、口角を確認すると…やはり(^^)
小さいながらもヒラマサでした!!
そしてこんな小さな魚を目の前に、はしゃぐギリギリ30代オッサン二人組(笑)
端から見れば、滑稽に見えるかも知れないが、少なくとも自分は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
本命は60センチ以上のワラサかヒラマサ…
しかしその後、反応を得る事は出来なかった…
駐車場に着き、「今日は申し訳なかったです」的な事を言うと、「釣れたじゃないですか~ヒラマサ!!」と笑顔で言ってくれた。
ホントその一言に救われた。
今度は俺がそちらに行きます。
再会を約束して帰路に着いた…
ほろ苦いガイドの思い出、しかし最高の思い出にもなった。
色々勉強にもなった。
釣り、仕事、ほかにも色々話した。
30代後半、こんなに有意義に過ごせた時間っていつ以来だろう。
貴重な体験をさせてもらいました。
そして楽しかった。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m